第二話「どんな管理会社を選定すべきか?」
注:写真はイメージです。
一話から読みたい方はこちら⇩
アパートの空室が多い理由というのは様々あります。この物件については管理会社が良くない可能性がありました。
仲介業者さんに管理会社について調べてもらったところ、やはりあまり入居付けに強くないことが分かりました。
そこで公庫への融資申し込みをしている間に、管理会社変更するために選定を行うことに。
当時私は、仲介業者さんに可能な限り動いてもらって情報をもらい 判断するとしていました。
理由は、本業があるので日中や平日に時間がほとんど無く調査している時間が無かったからです。
それとまだ家族の理解を得ていなかったので、大っぴらにPC作業することが出来ませんでした。
管理会社について、いくつかピックアップしてもらい最終判断をすることに。
管理会社選定には、物件との相性やオーナーの考えがマッチしていることが一番ではないかと考えていました。
購入予定の物件は木造築20年という事もあり、部屋の天井はやや低く畳の部屋で作りが古いです。
立地的にお金をかけてがっつりリフォームした所で、極端な家賃UPは見込めないと判断し低属性に狙いを絞ろうと考え地元密着で高齢者・生活保護・外国人に強い管理会社を選定しました。
高齢者・生活保護・外国人と言うとあまり良いイメージはないかもしれません。
高齢者=自然死 生活保護=滞納 外国人=マナーが悪い
といったところでしょうか。
でもメリットもあるんです。
高齢者は、そう頻繁に引っ越さないので一度入居したら長く住むパターンが多いです。外国人も同様に、あまり受け入れてくれるアパートは多くないので一度入居したら長く住むパターンが多いです。生活保護者は、市などからの補助があるため滞納のリスクがありません。
つまり一度満室になってしまえば、満室経営が長く続く可能性が高いということ。
地域密着で市役所ともパイプがあるという有限会社にすることに。
夫婦2人でやっているというのが少し不安でしたが、この管理会社とタッグを組んで早期満室を目指していくことに。
周辺の賃貸需要など改めて確認したいというのもあり、早速一度挨拶に伺うことにしました。
私「初めまして、今度〇〇アパートの大家になった元旦大家です。よろしくお願いします。」
新管理会社「こちらこそよろしくお願いします。」
私「改めてお聞きしたいのですが、この辺りの賃貸需要はどうですか?」
新管理会社「正直厳しいですねー。今は全く動きが無いです。周りの仲介仲間に聞いても全然みたいで。」
私「そうですか。でも何とか早期満室にしたいのでご協力宜しくお願いします!入居者属性は制限しませんので、審査さえ通れば問題ありません。」
新管理会社「空室はリフォームが必要かと思いますので、後日必要と思われる項目の見積もりを送りますので検討して頂けたらと思います。」
私「そうですね、私もいくつか必要かと思う箇所がありますので届いたら内容検討します。」
こうして、新管理会社と満室に向けてのリフォーム内容検討へ。
続く。